先々代から、高山で住まいづくりの仕事をしています。
こんにちは、代表の細江伸也と申します。
うちは、祖父、父と2代続けての大工です。
私が子供の頃は、
自宅に見習いの大工さんが常時4~5人住み込みで働いていて、
一緒に銭湯に連れて行ってもらったり、
遊んでもらったりした事を憶えています。
また食事はいつも10人以上という賑やかな食卓でしたから、
母もさぞ大変だったと思います。
父は、あの当時のことを懐かしそうに振り返り、
「仕事を始めた頃は全然お金がなく、
明日の米にも困るような状況で、
当時母の着物を質屋に入れては何とかしのいでいた…」
と笑いながら話してくれます。
運命というのでしょうか?
小さいころの私は、
建築に興味が無く、
高校を卒業したら将来はホテルマンになろうと、
志望校を1校に絞って受験を考えていました。
ところが、「せっかくだからもう1校くらい建築科も受けてみろ」と
親の言葉でしぶしぶ受験したところ、
第一志望は落ちてしまい、
何故か建築科の方に受かってしまいました。
そこで、浪人が許されなかった私はそちらに進むことになりました。
それでも当時は家業を継ぐ意志などまったく無かったのです。
しかし、結局この選択が将来の仕事を決める事になってしまったのです。
今思えば、この出来事に運命的なものを感じます。
卒業後、岐阜市の建設会社に就職しました。
見習いの私は、来る日も来る日も、掃除、
人夫仕事など肉体労働の繰り返しに嫌気がさし、
2年で退社しました。(ちなみに妻とはこの会社で知り合いました)。
その後、セキスイハイムに転職し、
設計、営業と6年弱お世話になり、
平成元年より家業に従事するようになりました。
この世界、もう33年になります。
若い頃は「何でもかんでもやればいい、言われた事をこなせばいい」
若い頃は恥ずかしい事に、
お客様の「大切なお金を使って、家を直す(建てる)」という切実な気持ちに気づかず、
お客様や上司から、本当によく叱られました。
そして、経験を重ねるうちに、
「このままでは本当にダメ人間になってしまう。
とにかく自分に出来ることはすべてやろう」と考え、
お客様の視点で仕事をするようになりました。
すると、今まで冷たかった周りの目も徐々に変わってきて、
お客様からも感謝の言葉や手紙をいただくようになり、
今ではこの仕事に就いて本当に良かったと思っています。
「何のために生まれてきたのか?」
ところで、唐突ですが、皆さんは、「自分は何故生まれてきたのだろう」と
考えた事はありませんか?
私は、中学の頃からしばしばそんなことを思うようになりました。
しかし、考えても、どんなに考えても答えは見つかりませんでした。
人として生まれたからには何か理由(使命)があるはずだ…と。
そして、ある日、こんな結論に達しました。
「人間に生まれてきたことに意味があるのではないか?」
人間以外の動物に生まれることだってあったと思うのです。
でも、人間に生まれてきました。
それは何故か。
人間と他の動物との違いは何か。
他の動物には出来なくて、人間にしか出来ない事とは何か。
いくつか有りますが一番の違い、それは、仕事ではないでしょうか。
仕事とは、困っている人を助けること。
世の中には多くの仕事がありますが、
それは全て困っている人を助けるためにあると思うのです。
たくさんの人を助けるためには、たくさんの仕事をしなければなりません。
たくさんの仕事をするためには、
一生懸命働かなければなりません。
ということから、
私が人として生まれてきた理由とは、
一生懸命働いて、
たくさんの人の役に立つこと
ということに気づいたのです。(もちろん私個人の考えです)
そして、たまたま私が選んだ仕事が建築だったのです。
一般の人にとっては最も高い買い物と言われるものの一つです。
高額だからこそ、
お客様は住まいに関することには、
不安も大きく、
夜も眠れなくなるほど心配になるのです。
私は、お客様の不安を知っています。
そしてその不安を安心に変えることこそが私の使命だと思うのです。
住まいにリフォーム、新築、塗り替え。
お気軽に声をかけてください。
一緒に解決策を見いだしましょう。
そしてあなたの夢を成功させましょう!
あなたのお役に立つことが出来れば、こんな嬉しいことはありません。
最後に、このホームページを見ていただいたあなたへ
何かの縁で、私達は出会うことが出来ました。
あなたとの出会いに心から感謝いたします。