平成22年3月発行第20号

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◎細江家全滅・・・!!(食事中の方は読まないでください)

これは、我が家に起こった「ゲボ騒動」の一部始終です。

ある日の夕食時の事です。

「俺、ちょっと食欲無いで、ご飯いらんわ」と、息子が言いました。

(どうせ3時頃、インスタントラーメンでも食ったんやろ)と思い様子を見ていると、どうも辛そうな表情をしています。

嫁が「どーしたの、どっかえらいのか?」と聞くと、さっきから吐き気がするとの事。

いやーーーな予感がしました。

案の定、その後瞬く間にノロウィルスは、息子から母へ、そして嫁へとその魔の手を伸ばして行き、女手二つを失った我が家は、完全にその機能を停止してしまいました。

特にひどかったのは嫁で、普段はバレーボールにあけくれ、唯一の取柄である丈夫な身体も、一度寝込んだときの反動はすさまじいものがありました。

image2 発行第20号

母と長男が回復へ向かう中、嫁はトイレに入りびたりになり、密室の中では、恐ろしいことが起こっています。

「うっ・・・!!オボロロロロロロロロオオオーーー・・・!!!」

もはや、文章では表現できません。

 

こんな日々が過ぎる中、ある一抹の不安が頭をよぎります。

「これって、俺にも来るのでは?家族全員がダウンしているのに自分だけかからないなんてありえない。」

いつ襲ってくるかも分からないウィルスに不安を抱いていると、嫁が

「ちょ、ちょっといい? 私の替わりにB’zのライブに行ってくれん?」との事。 image3 発行第20号

実は、ちょうどその時B’zのライブが有り、母娘二人で見に行くことになっていたのですが、とても無理ということで、当日私が娘の下宿へ行くと、こんな顔で出て来ました。

 

そんな訳でライブに行ったのですが、今日日のライブには驚かされっぱなしでした。ステージは30mも動くは、レーザー光線は飛びまくるは、私より遥かに年配の方もノリノリで踊るは、久々に年齢を忘れ、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

 

しかし

 

興奮覚めやらぬまま高山に帰り待っていたものは、元気になった嫁の顔と、翌日から寝込む羽目になった父娘の運命でした・・・。